今日のテーマは
家を買う時のFP相談の本当の意味は?
です。
家を買おうとするとき、FP相談(ライフプラン相談)をするケースが多いと思います。その大半は住宅営業マンからの紹介でしょう。
住宅営業マンはこのように言うはずです。
「安全な予算と返済の計画についてプロに相談した方がいいですよ」
そうか、自己流の予算だと間違いを犯すかもしれないもんな、プロに相談しようか・・・と思うので、ハウスメーカーのオフィスでFPと対面するわけです。
住宅専門の独立系FPであれば、そこでは住宅購入の予算や維持費のこと、税金のことを詳しく教えてもらえるはずです。そして安全な予算と、返済計画、繰り上げ返済の予定、団体信用生命保険の選び方、安全な購入時期をアドバイスしてくれます。
一通りのアドバイスをもらったら、それでFPとはもう話したいこともない・・・という方の方が多いかもしれません。
しかし弊社の相談会では、多くの割合の方が「継続相談」を受けています。
実際に住宅ローンの返済が始まってから、毎年1回~数回ほど、弊社のFPと面談を習慣にしているのです。
返済は順調か、貯蓄は出来ているか、夫婦での家計会議は毎月行えているか、車を買いたいがいま買っていいか、今の課題は、などをFPと話し合うのです。
この継続相談を受けている方は、確実に貯蓄額が増えていて、家計の無駄が少なくなっています。資産運用についても目標額がはっきり出来るので、取り組みがいも生まれています。
また、貯蓄するばかりが人生ではありません。思い切った出費も心のゆとりになります。旅行や自動車、アクセサリーなど、ゆとりある出費も出来るようになるのです。
弊社で相談した方には、FPとの継続面談をお勧めしています。
実はこの継続相談、お金の話だけではないのです。
多くの方がお金の話から派生して、様々な相談をしています。
・自動車の所有の仕方の「正解」が知りたい
・契約社員から正社員登用への誘いがあるが受けるべきか
・夫(妻)の浪費癖はどう扱うべきなのか
・職場でのパワハラやセクハラに法的に対処するには?
・うつ状態で仕事が手につかない、今後はどうすべきなのか
・勤務先から自腹での弁償を要求されているがどうしたらいか
・配偶者の不貞行為にどう対処すべきか
・実は配偶者の他に交際相手がいて、子供もいる
・障害のある子供がいる。一生お金に恵まれた生活をさせるためには?
・多重債務で困っている
・どんな副業がいい?
・宝くじが当たった、使い方は?
・家計簿のつけ方を教えてほしい
などなど、たくさんのことを話していただいています。
実は本当はこのような会話ができる人が、ファイナンシャルプランナーという職業なのではないかと思っています。
お金の知識だけなら、別にFPに依頼しなくても、ネットで検索すれば手に入ります。それが間違っているかどうかという問題はあるものの、自力で知識を身に着けることは出来るでしょう。
しかしネットでは解決しない感情の問題こそ、弊社に継続相談することをお勧めしています。
弊社への相談を通して、専門的な解決策が必要であれば専門家の先生を、優良業者が必要であれば優良業者を、弁護士が必要であれば弁護士を、それぞれご紹介も出来ます。
弊社のFP相談の真価は、カウンセリングと実務上の諸問題の交通整理だと自負しています。
気楽に弊社のFPを使っていただければ嬉しいです。
ぜひ参考にしてみてください。