家を買う時に読むブログ

住宅購入に役立つお金のことを解説

断捨離は時代遅れ。モノを買わない生活が来ます

 

こんにちは。

住宅専門ファイナンシャルプランナーの長岡です。

 

今回の記事のテーマは

「捨てない」「買わない」生活のすすめ

です。

 

この記事を書いているのは2023年8月22日です。

 

連日35℃を超すような猛暑が続いています。近年ここまで気温が上がった年は思い出せません。

地球温暖化という言葉に真実味を感じている方も多いのではないでしょうか。

 

「夏が暑い」ということをもって、すぐに地球温暖化と結びつけるわけにはいきませんが、地球の気温上昇は私たちの子孫へと引き継いでしまう最悪の負の遺産であることは間違いありません。

 

地球温暖化は、海面の上昇、生態系の破壊、食糧不足、水不足、自然災害の増加、土地などの財産の消滅、難民の増加、貧困化による政情の不安定化(内乱、戦争、テロ)など、悪い影響を及ぼすことが指摘されています。

Z世代が地球温暖化に対して非常に強い危機感と関心を持って行動を始めていることはご存じの方も多いでしょう。この地球環境とこれから長く付き合う世代が危機感を持つのは当然のことです。

 

地球温暖化に対して、個人の生活レベルで行える対策には何があるでしょうか。

 

それは、「買わない」「捨てない」「フリマアプリで売らない」ということがひとつかもしれません。

 

特に断捨離することに慣れ、美化していないでしょうか。断捨離という美しい掛け声のもとで、大量消費の歯車になっているのではないでしょうか。

 

地球温暖化の原因は様々あると言われますが、その一つが大量生産・大量消費・大量廃棄の生活スタイルです。まだ乗れる車を廃車にして買い替えてしまう、服をフリマアプリで売って断捨離を気取る、たったワンシーズンだけ着て廃棄されるファストファッション、低価格ショップで乱売される質の低いプラスチック製品などなど、身に覚えがあることばかりでしょう。これらは環境負荷が非常に高い行為です。

 

このサイクルを一度停止してみても悪くないかもしれません。

 

断捨離はしない、新しいものは買わない。それだけのことです。

 

「52週間のファッションボイコット」という新しい取り組みも始まっています。

 

wired.jp

 

一度いまあるものを使い切ってしまう生活をすること

 

そのことでいかに今まで物を買いすぎていたか、簡単に物を捨てていたかに気づきます。

 

筆者もファッションボイコットの取り組みを以前から始めていて、今あるものを使い切るまでは新しい服を買わないつもりです。おそらくあと2年間はインナー以外の服は不要でしょう。愛用のナイキのスニーカーはソールに穴が開いていますが、自分でリペアしてなんとか履いています。バッグのファスナーの取っ手が壊れましたが、パラシュートコードを結んで使い続けています。

 

InstagramのようなSNSで物欲を刺激されすぎて買い物が止まらない人が増えているように思います。単純な物欲というよりも、心の隙間やコンプレックスを抉られて手に入れたいという衝動に駆られるような感じです。

買い物をストップすることで、この歪んだ物欲が消滅します。

 

弊社ではビジネスにおいても紙の使用を極力ゼロにするように試行錯誤しています。年賀状やお礼状のような慣習は10年前から全廃しています。年末恒例の壁掛けカレンダーも配りません。

初対面の方にお渡ししている自己紹介状も最近、QRコードをお見せしホームページで閲覧していただくように変えました。まだ名刺は残っているものの近々廃止する予定です。

弊社で加入している自動車保険の証券も、紙での発行を断り、ウェブで閲覧するようにしました。

わずかながら使用することがあった紙の集客チラシも廃止。ネット上での広告に集約しました。

紙を使わないので筆記用具も数本しか持っていません。

 

大量消費をやめ、買い物依存から脱却することで、地球環境以前に自分の財布の節約にもなります。自分の損得のためにも、まずは物を買わない生活を心がけてみてはいかがでしょうか。

 

nagaokafp.jp