家を買う時に読むブログ

住宅購入に役立つお金のことを解説

なぜお金が貯まらないのか?

今回の記事のテーマは なぜお金が貯まらないのか? です。 弊社のライフプラン相談会は年間200世帯の方がいらっしゃいます。世帯年収は300万円から2000万円超まで、多様です。 しかし年収は大きな開きがあるものの、貯蓄額はというと年収に比例していないの…

住宅購入の予算は、他人を参考にしても無意味

今日のテーマは、 安全に返済できる住宅ローンの金額はどのくらい? についてです。 ライフプラン相談会でよく質問されることに、「みなさんどのくらいの金額の家を買うのですか」というものがあります。 世間では多くの人がいくらの家を買っているのかを聞…

ホームエクイティが老後準備のカギ

今日のテーマは、「ホームエクイティが安定した老後のカギ」です。 ホームエクイティという言葉を聞いたことがあるでしょうか。 これは住宅の資産価値から住宅ローン残高を差し引いた、ネット資産価値のことです。 例えば4000万円の評価額の住宅に、4000万円…

【自己資金VSフルローン】住宅ローン控除と金利の節約、どっちが得?

こんにちは。 住宅専門ファイナンシャルプランナーの長岡です。 今日のテーマは 自己資金を入れるか、住宅ローン控除を受けるか、どちらが得? です。 これは割と多くの人が迷うポイントです。 自己資金(頭金)を入れて借入額を下げ、利息を節約する 自己資…

資産運用をしながら住宅ローンの返済をするときのリスク

こんにちは。 住宅専門ファイナンシャルプランナーの長岡です。 今日のテーマは 資産運用をしながら住宅ローンを返済するときのリスクについて です。 どういうことかというと、例えば現在1000万円の預貯金を持っているとして ①繰り上げ返済として一括返済す…

共有持分を追加取得した時、住宅ローン減税は使えるか?

こんにちは。 住宅専門ファイナンシャルプランナーの長岡です。 共有持分を追加取得・・・と聞いて、何のことか分からなかったかもしれません。 今日のテーマは、離婚時の住宅ローンの取り扱いについての情報です。 「離婚したあと、配偶者の持ち分を取得し…

【老後破綻】定年後の住宅ローン返済は絶対に避けるべき

こんにちは。 住宅専門ファイナンシャルプランナーの長岡です。 今日のテーマは、「定年退職後の住宅ローン返済は甘くない」です。 最近、地方都市では最長40年返済の住宅ローンが急増しています。多くの金融機関では完済時の年齢を満80歳以下と規定している…

住宅購入の「適齢期」はいつ?

こんにちは。 住宅専門ファイナンシャルプランナーの長岡です。 今日のテーマは 「住宅購入の適齢期はいつですか?」 です。 何歳の時に家を買うのが一番安全なのか?という質問です。 結論から言うと、人それぞれ、です。 その家庭の年齢構成、夫婦の年齢差…

地盤改良工事と、将来の土地の価値の話

家を建てる時の地盤改良工事。遠い将来、地中の杭を撤去しなければならいことを知っていますか?建物は一生ものではありません。子供世代が杭の撤去費用を負担しなければならず、悲惨な思いをするかもしれません。

自営業者は住宅ローンを借りるのが難しい

自営業者は住宅ローンを借りられるのでしょうか? 自営業を営んでいる方が、住宅ローンの融資審査に苦労している場面はよく見かけます。 なぜでしょうか。 理由は主にひとつです。 確定申告の所得額が少額であるため 「節税」のために、必要経費を積極的に使…

木造住宅の平均寿命はどのくらいなのか

今日のお話の結論は、「木造住宅の平均寿命は自分次第」です。 ライフプラン相談会では、建物の寿命の話はとても重要です。 例えば寿命が30年の建物に対して40年ローンを借りるのはあってはならないことであり、もし建て替えるとしたらその解体費と新築費は…

「ドルコスト平均法」の本来の目的とは

最近、空前の投資「ブーム」です。 若い会社員は特に、ブログやユーチューバーなどの「カリスマ投資家」が発信する情報に憧れ、投資に熱を上げています。株式、投資信託、NISA、暗号通貨、不動産投資など、いろいろな投資についての情報が溢れています。 投…

【ウッドショック】木材価格の高騰で、住宅購入はどうなる?

今日のテーマは、「木材の値段が爆上がりしているけど、家は買えるの?買っていいの?」です。 コロナ禍で飲食店を中心に不景気風が吹き荒れる中、想像がつかない事態が起きています。 住宅用の輸入木材が、とんでもない高騰を見せているのです。 ↓↓↓ シカゴ…

ネット銀行の住宅ローンの注意点

今日のテーマは、「ネット銀行の住宅ローンはあり?なし?」です。 住宅ローンを借りようとするとき、インターネット専業銀行の住宅ローンの広告をよく見かけることになります。 例えば2021年5月現在、このような金利です。 ソニー銀行 0.457%(変動金利) …

住宅購入の予算の決め方

今日のテーマは、「住宅購入の予算はどうやって決める?」です。 ここ数年、建物の安さを売りにしているローコスト住宅の広告で、「今の家賃と同等の支払いだから安心」というコピーを見かけます。 つまり、今払っている家賃が5万円で、我が社の住宅を買う…

持ち家がない場合に向き合う現実

こんにちは。 住宅専門ファイナンシャルプランナーの長岡です。 今日のテーマは、「家を買わない選択について考えてみる」です。 日頃、住宅「取得」専門のファイナンシャルプランナーとして相談を受けていると、80%の相談者は「家を買う」という前提で話を…

年収250万円で家を買う方法

今日のテーマは、「年収250万円でマイホームを手に入れる方法」です。 2019年に厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査」では、都道府県別の平均賃金の額を調べることが出来ます。 この統計結果より、上位3都道府県と、下位3都道府県をピックアップし…

世帯年収が同じでも、借りていい金額は同じではない

今日のテーマは、「世帯年収が同じでも、借りていい金額は同じではない」です。 ※ここで言う世帯年収とは、夫と妻の年収(税引き前の総支給額)の合計のことを指します。 日頃ライフプラン相談会をしていると、住宅購入を考える人たちの平均的な年収が分かっ…

20代に支持される概念「FIRE」とは?~労働から自由になる~

今日の話題は、いま流行の金融概念「FIRE」とはなにか?です。 20代の会社員を中心に、このFIREという言葉が使われることが増えています。 FIREとは何かというと、「Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職)」という意味です。 読ん…

【住宅ローン】50人に1人が自己破産?→しません。

今回の話題は、「住宅ローンで自己破産する人の割合」です。 最近、SNSなどでのフェイクニュースが話題になっています。 これは、事実と異なる嘘をあたかも本当であるかのように拡散する悪質な行為です。いたずら目的のこともあれば、自分の利益に誘導するた…

傷病手当金の「手取り」は?

病気やケガで仕事を休み、雇用主から給料の支払いを受けられない時、健康保険から「傷病手当金」が給付されます。 名前だけは聞いたことがあるのではないでしょうか。 「給料の60%くらいが一年半受け取れる制度」として覚えている人も多いと思います。 今日…

50歳からの住宅購入は危険か?

今日の話題は、「50歳で新築の家を購入するのは危険ではないのか?」です。 昨今、住宅ローンは35年~40年と長期間に及ぶことから、新築の家を購入する「適齢期」は、20代後半~30代後半と考えられています。 例えば28歳で購入した場合、40年ローンを組んだ…

【破綻不可避】実家の敷地内同居は絶対に避けるべき理由

こんにちは。 住宅専門ファイナンシャルプランナーの長岡です。 今日の話題は、 実家の敷地内に新築するときに理解しておくべきこと です。 最近、家を建てるために土地を探そうとすると、とても難しいことに気づくはずです。 まず物件が極めて少ないのです…

住宅購入で夫婦喧嘩をするひとたち

今日の話題は、「住宅購入のことで夫婦喧嘩する人達」についてです。 長年相談会をしていると、住宅購入を検討し始めると、そのご夫婦の関係性やそれぞれの考え方の癖のようなものが表れてしまう気がします。 幸せいっぱいのはずの住宅購入なのに、激しい夫…

繰上げ返済と貯蓄の関係

住宅取得時のライフプラン相談会で、よくいただく質問が 「繰り上げ返済はどのように計画すればいいですか?」 というものです。 またこれにからんで、 「繰り上げ返済と資産運用、どちらが優先ですか?」 という質問もあります。 まず、繰り上げ返済につい…

自己資金をどのくらい用意すべきか?

本日のテーマは 家を買う時、自己資金をどのくらい用意すべきか? です。 ここ10年くらい、ハウスメーカーの展示場などでは営業マンが「自己資金はゼロでも建てられます」と言うことが増えました。 つまり、建物、土地、諸経費を全て住宅ローンでまかないま…

親が家の購入に反対している場合

住宅購入を考えて各社住宅メーカーから見積もりを貰って検討していると、約半数近くのご夫婦が経験する状況があります。 それは親の反対です。 「4000万円なんて高すぎる!」 「お父さんが家を建てた時は、2000万円だった!」 「頭金をいくら貯めて言ってい…

【おすすめしません】二世帯住宅は慎重に・・・

こんにちは。 住宅専門ファイナンシャルプランナーの長岡です。 本日のテーマは 二世帯住宅はおすすめしません です。 「二世帯住宅」と呼ばれる住宅のあり方をご存じでしょうか。 これは、父母と、子供家族が同じ建物の中で暮らせる家を建てましょうという…

貯金のコツ

相談会で最も多い質問は、 どうしたらお金が貯まりますか? というものです。 貯金は誰でも難しいものです。年収が1000万円近い人でも、貯金額が数十万円以下の人は珍しくありません。 副業の収入がある人でも、さほど貯まらないのです。 相談会で教えている…

収入の激減に備えるためにするべきこと

本日のテーマは 収入の激減に備えるためにするべきこと です。 住宅ローンの返済期間は40年もの長さです。 その間、収入が順調に増え続ける職業の人はごく一部です。むしろ経済環境によって突然収入が下がったり、無職になったりすることもあり得ます。 家族…